沖縄の釣りは季節によって変わる!?オススメの季節とは?
沖縄の海は初心者でも釣りやすいスポットやツアーもあり、一年中釣りを楽しめるので県外からの釣り人も多く、ファミリーでも楽しい思い出がたくさん作れます。
そんな沖縄の釣りですが、初心者から中級者の方によりおススメな時期も存在します。
今回は「沖縄で釣りをするときのおススメ時期」についてご紹介します。
沖縄の「夏の釣り」と「冬の釣り」の特徴とは?
沖縄では気温が25℃になるのを基準とし、夏と冬で釣れる魚の種類が変わります。
〇夏の釣り
夏は魚の動きも活発になり、初心者でも釣りやすい「トロピカルフィッシュ(よくテレビで放送される、カラフルな小魚の総称)」も浅瀬に多く繁殖しており、防波堤や港内にあるイカダからの釣りをファミリーやカップルで楽しむことも可能です。
ボート釣りの場合、夏であれば原則Tシャツ短パンで行けますが、日差しは晴天またはうす曇りでも相当キツイので、風通しの良いタイプのウィンドブレーカーや薄手のレギンス、帽子などを用意する必要があります。
〇冬の釣り
冬の沖縄の海は海面が凍ることなく、水温も20℃近くと日本国内でもかなり高めです。
そんな冬の沖縄近海では「カジキ」や「シイラ」といった大物が回遊し始めます。
釣り中級~上級者はあえて冬の釣りを楽しむ方も多いようです。
初心者は「5月~8月」、腕試しは「9月~11月」、本格派は「11月~1月」
では実際に釣りをするにはどの時期に沖縄へ行けばよいのでしょうか。
〇初心者にオススメ
春先から初夏が一番おススメでトロピカルフィッシュ達が増える時期です。
また、7~8月のダイビングシーズンや沖縄観光と合わせてスケジューリングしても、比較的釣りやすい魚たちが多く回遊しています。
初心者向けのボート釣りやイカダ釣りコースを申し込むとよいでしょう。
この時期の沖縄では、大衆魚の「グルクン」も運が良ければたくさん釣ることができます。
グルクンは産卵前の5~6月が一番旬だといわれていますが、一年中漁が可能な魚でもあり、旬の時期以外はかまぼこなどの加工用魚としても活用されています。
〇腕試しをしたい方にオススメ
海に慣れてきたら9月~11月がおススメです。
浅瀬~海の流し釣り(一箇所に停船せず走行しながら釣る)では一番釣果が期待できます。しかし、コツが必要な魚も増えるほか、海の上の気温も下がってきていますので、しっかりとした防寒準備や釣りの装備も必要になります。
レンタルで手軽に釣りを楽しみたい人はやはり夏の海を選びましょう。
〇本格的な釣りをしたい方にオススメ
本格派で沖釣りをしたいなら11月~1月でしょう。
高級魚のアカマチ(ハマダイ)やミーバイの中でも特に高級なアカジンなどが釣れやすくなります。
また、カジキなどの大物を釣ることができるので、釣り師としての実力を試すこともできます。
沖縄は台風の影響を受けることがあるので要注意!
沖縄には台風の影響を受け、天候不良になりやすい時期があります。
沖釣りはもちろん、磯釣りも危険ですので基本的に釣りのツアーは中止になります。
ここ10年の平均として一年に6~10個の台風接近が観測されていますが、一番接近数の多い月が、8月もしくは9月です。
台風の進路は数日かけて変化することがありますので、この時期に釣りを計画している方は、少し長めに行程を設けた方が無難です。
上級者の中では「台風一過の直後は釣果も上がりやすい」と言われ、海面の状態によっては釣果を期待できるので上級者には台風が来るとうれしい人もいるようです。
しかし、やはり初心者~中級者の方は台風の海には近づかないようにしましょう。
まとめ
沖縄では一年中釣りを楽しむことが可能ですが、海釣りの経験に応じて、より楽しめるシーズンは存在します。初心者はほかのレジャーも含めて、沖縄の夏を満喫してしまいましょう!
・沖縄は気温が25℃を目安に釣れやすい魚が変わる
・初心者は初夏の釣り、上級者は冬の釣りがおススメ
・台風は8-9月に上陸するので、荒天になっても大丈夫なように余裕を持ったスケジューリングを。