沖縄の堤防でよく釣れる魚!スズメダイについて知ろう!!
皆さんは、「スズメダイ」という魚をご存知でしょうか?
関東圏ではあまり馴染みのない魚と言われるスズメダイですが、実は美味!として通は知っているちょっとマニアックなお魚です。
スズメダイはどんな魚なのか、スズメダイの釣り方、そして美味しいスズメダイの美味しい調理方法など、ご紹介いたします!
豆知識も盛り沢山でお送りします。
沖縄で釣れるスズメダイってどんな魚?
スズメダイは、スズキ目ベラ亜目スズメダイ科に属される、小さめな魚。大きくなっても全長平均15cmくらいの小さな魚です。
丸い目や少し茶色っぽくなる小さい身体も含めてスズメに似ていることから、スズメダイという名がついたと言われています。漢字で書くと雀鯛と、まさに読んで字のごとくですね。
全国に分布しており沖縄琉球列島にも生息しています。沖縄でも釣れると聞くと意外な特徴もあるスズメダイ。なんとスズメダイはスズメダイ科のなかで一番冷たい水温でも生きていられるそうです。寒い日本海側でも越冬も可能と言われています。
水深が2〜45mのサンゴ礁域に、単体、もしくは群れをなして活動しています。
沖縄のスズメダイには、「ルリスズメダイ」、「セグロスズメダイ」、「ナミスズメダイ」などたくさんの種類があり、ちょっと食べるのには躊躇してしまうほど色鮮やかで綺麗な魚です。釣り上げた時はびっくりしちゃうかも知れませんね。
こちらの画像は沖縄釣り体験クラブで釣れる「ナミスズメダイ」
沖縄ではスズメダイはどうやって釣れるの?
スズメダイの旬の時期は3月~6月。堤防や磯からの小物釣りで釣ることができます。沖縄釣り体験クラブは岸から5分程度の沖で釣りをするのでバッチリですね。
一般的には、スズメダイ自体を狙って釣ることは少ないかと思いますが、堤防から竿を垂らしていてもよく釣れる魚です。
ふだんは動物性プランクトンを食べている魚です。大きいエサよりも、寄せエサを撒いて釣ると、たくさん釣れることもあるので、たくさん釣りたいときは寄せエサもオススメです!
スズメダイって食べられるの?
あまり食用としては認知されていないスズメダイですが、焼いて食べるのが一般的です。
旬の時期は高値で取引されるようで、特に九州では好んで食べられているとか、脂の乗った美味しい魚なんです。
主な調理法は
・煮つけ
・塩漬け
・干物
・背ごし(内蔵をとって骨ごと輪切りにして行く調理法です。)
・刺身
・唐揚げ
など、色々な食べ方で楽しめます。
福岡県では、炙って食べると鴨と同じような味がすることから「あぶってかも」と呼ばれることもあります。
また、大阪の韓国料理屋でも使われることがあります。韓国料理では上記で紹介した「背ごし」が有名です。
小さいですが濃厚な旨味を持っていますので、ぜひ調理して食べてみてください!
ちなみに沖縄で釣れるスズメダイの仲間、上記でご紹介したナミスズメダイなどは、どちらかというと鑑賞用の魚というイメージが強いのであまり好んで食されていないようです。
まとめ
沖縄で釣れるスズメダイについてご紹介しました。
日本全国に分布する雀に似た魚、スズメダイ。仲間のナミスズメダイは鮮やかな色をしています。
堤防からも簡単に釣れて、色鮮やかな種類が楽しめ、色々な調理法で美味しく食べることもできます。
沖縄に来たら、ぜひスズメダイの釣りにチャレンジしてみてください!