釣り体験ブログ

釣りの「おまつり」の原因と対処方法は?

2018年07月31日 沖縄釣り情報
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こんにちは!沖縄の初心者向け釣り体験ショップ「沖縄釣り体験クラブ」です。


今回は、釣り用語の「おまつり」についてご紹介します。


釣りを経験された方は、何度か経験したことがあるはずです。

知らない方からすると「え、お祭り?」と、楽しそうなイメージかも知れません。


今回は「おまつり」の意味とおまつりになってしまった時の対処方法を教えます。

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釣り用語の「おまつり」とは?

釣り用語の「おまつり」とは、「他の人の釣り糸(ライン)」と「自分の釣り糸(ライン)」が絡まってしまう事を言います。

※「お祭り」や「オマツリ」と書く人もいます。釣りをしている時に起こってしまうトラブルのひとつです。


(釣り用語)
釣り竿、またはリール側に付いている釣り糸を「ライン」と呼びます。※または「道糸」と呼ぶ場合も。



「おまつり」の由来

どうして他の人と釣り糸が絡んだ状態のことを「おまつり」というのでしょうか?


「絡まった釣り糸を直している様子が、お祭りのようだから」
「釣り場で声をかけあって、にぎやかな雰囲気がお祭りみたいに見えるから」
「複雑に絡み合った細い糸を両手でほぐす時、踊りを踊っているように見えるから」


このような諸説があるようです。


自分の釣り糸が絡まってしまったら?

釣りに慣れていない時は、自分の釣り糸が絡まってしまうこともありますよね。
自分で自分の仕掛けや釣り糸を絡ませてしまった場合は、「手前祭り」といいます。


絡まってしまった失敗も「お祭り」に例えてしまうなんて、なんだか粋(?)ですね!



「おまつり」の原因とは?

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「おまつり」の原因と、予防方法についてみていきましょう。


「おまつり」の原因について

「おまつり」の原因について知っておきましょう。

釣り人同士の距離が近い、混み合った釣り場や船釣りなどは「おまつり」してしまうことがあるようです。
周りに注意していても、投げる瞬間に釣り糸が絡まってしまうこともありますが、その他にも原因があります。

「おまつり」は、色々な要因があるので気をつけていても起こる時は起きてしまうのです。

釣りベテランの方でも「おまつり」してしまう時があるんです。


【船釣りの場合】

船釣りしている時の「おまつり」は、風や波が揺れることが原因に挙げられます。

水深が深くなればなるほど、釣り人の釣り糸(ライン)の動かし方が重要です。
釣り糸(ライン)が斜めになると絡まりやすくなり、「おまつり」の原因となります。

また船釣りでは、違う錘を使った人がいる場合や、青物の魚(ヒラマサ、ハマチ、サバ)がかかって左右に走られた場合などに「おまつり」してしまうことがあるようです。


【浮き釣りの場合】

浮き釣りをしている近くでルアーや投げ釣りを行うと「おまつり」してしまいます。
自分より先に釣っていた人の浮きの流れ方に注意しましょう。

浮き釣りをしていて、潮上の人の浮きが流れている所に仕掛けを入れると絡まってしまいます。


【岸から釣る場合】

潮流が早い場所で違うを使った人がいる場合、「おまつり」になってしまうことも。


「おまつり」の前兆

「おまつり」の前兆は魚のアタリ(魚がえさに食いついた時、動くこと)とよく似ているようです。
急に軽くなったり、急に重くなったりしたら、誰かの仕掛けを巻き上げている可能性が高いと言えます。

周りの人の釣り糸(ライン)を確認しながら釣りましょう。



「おまつり」の予防方法は?

「おまつり」を予防するには、いくつか方法があります。船釣りの場合の方法をご紹介します。

錘の重さを揃える

他の人と違う重さにしてしまうと、潮の流れで釣り糸(ライン)が流れてきて、「おまつり」してしまいます。
それは、錘の重さで釣り糸(ライン)の沈み方が違うからです。

潮上、潮下でも違ってきますので、自分の釣り糸(ライン)と周りの釣り糸(ライン)の角度を確認しましょう。


錘にこだわりがある方もいるかと思いますが、船釣りの場合や、他の釣り人が多い場合などは周りの人や状況にあわせることが大事になってきます。


仕掛けのコツ

船釣りの場合は、周りの人と仕掛けを落とすタイミングを合わせましょう。
潮の流れや風で、船はたえず動いているので、仕掛けを投入してそのままにしておくのはNGです。

また、自分勝手に仕掛けを落としたり、潮任せに流してしまったりすると、他の人の釣り糸(ライン)に絡まり「おまつり」する確率が高くなってしまいます。


自分の仕掛け、周りの仕掛け、潮の向きと速さを忘れずにいたいですね。

休憩の時は竿を必ず上げておくのも大事なポイントです。



釣りで「おまつり」してしまったときの対処法

もし、「おまつり」をしてしまった場合の対処法について、ご説明いたします。


「おまつり」の対処法 ~基本編~


素直に謝る

まず「おまつり」してしまった相手に謝りましょう。
「おまつり」など釣りでのトラブルは、誰にでも経験があることですので、きっと相手の方も分かって下さると思います。

楽しく過ごすためにもトラブルはなるべく少なくしたいですよね。


釣り初心者が押さえておくべきマナーとは」の記事もご覧ください。



釣り糸が絡まった部分を見つける

そして、慌てず釣り糸を手繰り寄せて「おまつり」している部分を見つけます。
見つけたら、状況によってですが解(ほぐ)してとります。


とれない時は釣り糸を良いところで切るしかありません。

どうしても解けない時は釣り糸を切ってもいいか提案するのもありですが、相手の釣り糸(ライン)も切ってしまう場合があるので焦らず少し様子を見ましょう。

相手の釣り糸(ライン)はフリーにしてもらいます。

自分のラインテンション(釣り糸の張り具合)にも気を付けましょう。竿先が折れてしまいます。


誰かの仕掛けを巻き上げてしまった場合

①慎重に仕掛けを上げる。

②仕掛けと釣り糸の絡みが見えたら慌てずに誰の釣り糸(ライン)か確認する。 

③竿をたてて釣り糸(ライン)をたぐりよせる。仕掛けは海中に入れたまま、絡み部分を焦らず解く。錘(おもり)や疑似餌(ジグ)ごと仕掛けを上げてしまうと絡みがきつくなるので要注意。 

④絡みが酷くて自分では解けない時は素直に相手に伝える。


誰かが巻きあげている釣り糸(ライン)に絡まった場合

①仕掛けを上げ、誰が釣り糸(ライン)を巻き上げているか探す。

②巻き上げている人に声をかける。

③相手の手元に絡みがあるので、釣り糸(ライン)をフリーにして解けるのを待つ。


※いずれにしても、勝手に相手の釣り糸(ライン)を切断しないように、必ず声をかけるようにしましょう。


その他注意事項

<巻く時の注意>
巻く時は、集中して巻きましょう。
特に「釣り糸(ライン)同士」、「釣り糸(ライン)と疑似餌(ジグ)」などが絡まった時は、どこで絡まっているか分かりません。

怖いのは、巻き上げる時にテンションがかかりすぎて竿が折れてしまう事です。

※(釣り用語)ジグ (Jig) は、魚釣りに用いる疑似餌(ルアー)の一種。



<電動リールを使用している場合>
電動リールを使用している場合は要注意!
スイッチを入れたままだと巻き込みすぎて竿が割れてしまうことも...。

いつでも巻き上げを止めれるように構えておいてください。



<その他>
もし「おまつり」や、釣りのトラブルがあった時のことも考えて、予備の釣り糸等を用意しておくと安心ですね。



まとめ

「おまつり」は、釣りをするからには切っても切れないトラブルです。
誰にだって失敗はあります、「おまつり」に限らず相手に迷惑をかけてしまった時は素直に謝りましょう。

少しでも快適に釣りをする為に、予防や対処法などを覚えておくといいですね。
釣りを楽しむ前に周りの状況を確認し、ルールを守って楽しみましょう。


沖縄のキレイな海で釣りを体験してみたい方は、釣り体験プランの豊富な沖縄釣り体験クラブへお気軽にお問合せください!


釣り道具はもちろん、エサや仕掛けも準備していますので、手ぶらでご参加いただけますよ!

また、エサをつけたり、糸を結んだり「仕掛け」がわからない初心者の方でも大丈夫!
船長がやさしくレクチャーしますので、初心者でも釣りを楽しめます。



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